応援うちわの製作過程をあげてみる。②
こちらは応援うちわ製作過程①の続きになります!
4.文字をデコる
①で作成した文字をデコレーションしようと思います。
もちろん単色で文字どーん!というのもアリなのですが、せっかく作ったうちわなので目立ってナンボ!ということで私は大抵文字に縁取りをつけることが多いです。
今回使用するものがこちら、
うちわ文化では有名なデコパネです。これを使って文字や装飾を作り、うちわを立体的に仕上げることが出来ます。
蛍光カラーが有名ですが、蛍光以外の色もあり、今回はこの薄ピンクが可愛く、ゴールドの文字色にも合うかと思ったので縁取りに使用します。
①でカットした文字をボンドで貼り付けます。両面テープ信者の私ですが、両面テープだと文字の端などが貼り付けにくく、後々うちわを使っている時に文字が剥がれてしまうことがあるので、隅まで貼り付けしやすいボンドを使用します。
貼り付け終わったら、デコパネごとカッターで切り取ります。
私はズボラなのでこれまたフリーハンドで切りましたが、均等に縁取りしたい場合は鉛筆または先の尖った爪楊枝などで縁取りの跡つけをしてからカットしましょう。
切れました。結構大変でした。
ちなみにハサミでも切れることは切れるのですが、力加減の具合でデコパネの切り口が潰れてしまうことがあるので、カッターを使用しています。市販で3000円前後でスチロールカッターというものも売っているので、そのような道具を使用しても良いと思います。
さて、これで文字の縁取りは完成しました。
ホログラムなどで縁取りをしても派手になると思いますが、ホログラムは光が反射するので、うちわを見る側からすると眩しいことがあるので使用範囲には注意が必要です。
5.背景をデコる
暗い客席から見やすいうちわを追求する場合は、暗いバックに明るい文字というのが正解だと思いますが、私はあくまでもうちわにキャラクター性や個性を追求したいので、文字の背景もデコっちゃいます。
ここで鳴上嵐くんの所属ユニット「Knights」の衣装に注目しました。
見にくいですが、ズボンがストライプ柄になっています。
これを活かそうと思い、ストライプの布やリボンなどを探したのですが、なかなか良いものが見つからず…
紺色の画用紙をうちわの半分の大きさに合わせて切り…
色鉛筆で書きました。笑
出来ました。無いものは作る、がモットーです。
こういう手作り感がまた手作りうちわの良いところ、ですよね!
このストライプ柄を両面テープでうちわの半面に貼りました。
続いて、東急ハンズで可愛いリボンレースを見つけたので、うちわ全体を縁取ろうと思います。色は鳴上嵐くんの瞳の色をイメージ。
リボンの裏面に両面テープをひたすら細かく切って貼り付け…
出来ました。
うちわの縁取りは、はみ出しに注意が必要です。何故かと言いますと、①でも記載した通り、応援うちわのサイズ規定は面の大きさが30cm×30cmのものということが多いです。
うちわの縁取りによってこの規定サイズよりはみ出してしまっては、折角作ったうちわも持ち込みが出来なくなります。また、仮に持ち込んだとしても、後列の観客の妨げになる可能性もあります。
また、縁取りに使う素材も、モールなどは脱落して会場にゴミを残すこととなってしまわぬよう注意が必要です。
今回は裏面に違うものを作りたかったので、特にはみ出さないようにしています。
6.文字を貼り付ける、デコる
さて、背景の準備が出来たので、最後に文字を貼り付けます。
それ以外にも、衣装イメージの装飾を付け、これにて完成とします!
ちなみに白と黒のお花はシールですが、
このお花の鏡をイメージしております。笑
その他、金の紐はボンドで貼り付けてあります。ラインストーンはシールになっています。この辺りは東急ハンズさんで揃えたものになります。
ハートは100均のものです。ハートや星は何か寂しい…物足りない…という時に気軽に使えますので便利です。
ちょっと色数が増えてしまいごちゃっとした印象になりましたが、やりたい事はやれた気がします。あとは現場に持って行き、応援するだけ!
長々と書き留めましたが、これにて今回のうちわ製作過程は終了です。
ちなみに製作時間は、文字をWordで印刷し始めてから最後の装飾が完了するまで、大体3時間ぐらいでした。
私の製作過程を見て、うちわ作り楽しそう!やってみよう!などと思って頂けると、とても嬉しいです。皆様も良きうちわライフを〜!